妊娠との関係
坐骨神経痛は、坐骨神経に何らかの異常が起きた時に襲う痛みの名称です。
坐骨神経は、身体の中でも最大の長さと太さを誇る主要神経のひとつです。
主に、腰よりしたの下半身、それも裏面側に存在します(お尻、太腿の裏、すねの裏など)。
何らかの異常とは、一般的に坐骨神経痛の原因にもっとも多いのが腰椎椎間板ヘルニアだと言われています。
その他、すべての腰部近辺の病気が坐骨神経痛の原因となる可能性があります。
不健康な生活による動脈硬化や筋肉硬化、運動不足、あるいは急激な運動での骨や筋肉の異常
も坐骨神経痛の原因になります。
妊婦の方は特に坐骨神経痛に注意する必要があります。
お腹にお子様がいることでかかる余計な腰や足への負担ももちろんですが、母体は出産が近づくと骨盤が緩んでしまうからです。
緩くなっている骨盤は、普段よりも大変歪みやすいです。
また、治療も通常に比べて制限されてしまいます。
薬なども胎児への影響が無いビタミン剤などのようなものに限られます。
出来るだけ安静に過ごし、あとは湿布などで痛みを和らげるしかありません。
しかし、鍼(はり)治療は妊婦にも効果的で胎児への影響もないと言われています。
妊娠中だけではなく、産後1ヶ月ほどの間は、徐々に骨盤が戻っていきますので同様に坐骨神経痛への注意が必要です。